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YOSHIMURA Hirokazu's Website

2025/9/9更新 

3年近く閉鎖していましたが、アドレスを変更して再開いたします。今後も、少しずつ更新していく所存ですので、よろしくお願いいたします。

2022年3月末日をもって法政大学を定年退職し、名誉教授となりました。

E-mail: yosimura@hosei.ac.jp

研究業績2022.9.9現在)

モノクロ映画の世界(2022.10..16 更新)

 



以下の論文は閲覧が困難などの理由のため、全文をPDFで提供します。

(以下のタイトルをクリックしてください)

津堅信之・吉村浩一(2006乾孝が制作した1930年代の人形アニメーションの発見と評価 アニメーション研究, 7A, 3-15.

千田明・吉村浩一(2007“オバケ”をめぐる知覚心理学からの研究法の提案 アニメーション研究, 8A, 19-28.

矢口幸康・吉村浩一(2008スクリーン上を動く対象物のスピード感の異方性 アニメーション研究, 9A, 59-65.

吉村浩一(2009直交3軸のうち1軸反転が生み出す形・動き知覚の歪み ―不可能図形と影絵の回転による検討― アニメーション研究, 10A, 27-36.

吉村浩一・佐藤壮平(20102枚の画像で構成される後戻り感を生まないアニメーション アニメーション研究, 11A, 43-79.

吉村浩一(2012絵画に顕在するものを展示解説文に生かす意義 展示学, 50, 042-051.

Yoshimura, H. and Tabata,T. (2006) Relationship between frames of reference and mirror-image reversals. Perception, 36, 1049 -1056.

吉村浩一(2013カタログに載らなかった竹井製作所・竹井機器工業の心理学実験機器を通して記憶学習実験機器の起源を探る 心理学史・心理学論, 14/15, 57-69.

吉村浩一・林容市(2016)日本で用いられてきた握力計・背筋力計の歴史とその現存品 体育測定評価研究, 15, 33-42.

吉村浩一(2016)島津製作所が製作・輸入した心理学古典的実験機器 心理学史・心理学論, 16/17, 37-53.

吉村浩一(2020) 日本に現存する心理学古典的機器を扱った論文の展望 心理学史・心理学論, 20/21. 1-11

 

2022.10.16掲載→「モノクロ映画の世界」の[32]から[33]を追加しました

2022.9.26掲載→「モノクロ映画の世界」の[27]から[31]を追加しました

2022.7.13掲載→「モノクロ映画の世界」の[24]から[26]を追加しました

2022.6.27掲載→「モノクロ映画の世界」の[20]を大幅追加しました。

 その理由は、これまで自分でもっているDVDを記事の対象にしてきましたが、アマゾン・プライム・ビデオでもかなり多くの作品を見ることができ、私のもっていない映画で、記事の対象になるものをいくつか見たので、それをもとに書き足したためです。

 

2022.4.27掲載(April 27, 2022)

A clearer and simpler solution to the mirror image reversal problem
Hirokazu Yoshimura

The mirror image reversal problem is “Why does the mirror reverse left and right, but not up and down?” (e.g., see the review by Gregory, 1997). Yoshimura and Tabata (2006) provided a solution to this problem. They explained that the sense of left–right reversal may or may not occur depending on whether the viewer perceives the real object and the mirror image by assigning separate intrinsic frame of reference to each (application of an IFR) or by assigning a single coordinate common to both (application of a CFR). IFR is an abbreviation for intrinsic frame of reference, and CFR is an abbreviation for common frame of reference. In the former case, a sense of left–right reversal occurs, while in the latter case, it does not. However, in Figure 4 of the above paper, the authors presented an ambiguous figure in which the sense of left–right reversal may or may not occur when the mirror viewer applies the common coordinate to the both (application of a CFR). In this letter, I offer a clearer and simpler explanation, which is identical in principle to the explanation in that paper, but by dividing it into two steps as follows.

First step (geometric–optical step): Physicists and mathematicians explain that mirror images are not reversed in the left–right dimension, but reversed on the axis perpendicular to the mirror surface (e.g., Southall, 1933/1964; Gardner, 1964, 1990). That is, front and back is reversed for the front (or back) mirror, left and right is revered for the side mirror, and up and down is inverted for the bottom (or top) mirror. Therefore, only when an object that is a left–right asymmetric object is reflected in a side mirror, the left–right axis is reversed. Thus, this explanation can be explained purely in terms of geometric optics, regardless of psychology.

Second step (psychological step): People only feel a sense of left–right reversal in the mirror image of something that has its own up–down, back–forth, and left–right orientation axis (except when the rule of first step applies). Rock (1973) named such a property intrinsic orientation. Human body is one of the typical examples having intrinsic orientation. Whether the human body is standing upside down or lying down, the head is up and the legs are down, the belly side is in front and the back side is behind, and therefore the left and right sides are determined. In short, the left–right axis is determined after the up–down and front–back axes are determined. McManus (2002) called it the principle of axis-determination order. If a mirror viewer perceives the left and right sides of the mirror image of an object based on the intrinsic orientation of the mirror image, he/she will have a sense of left–right reversal in the mirror image. On the other hand, if the mirror viewer perceives the mirror image by applying the coordinate system common to the real object, he/she will not feel the mirror image to be left–right reversed. Since the choice between the two candidates depends on the mental function of the viewer, this step is one that must be resolved completely psychologically.

The above description can be applied to what is considered to be a two-dimensional object, such as letters on paper. This is because not only an up–down axis but also a forward–backward axis can be set for letters on paper; the side on which the letter is written can be set as the front, and the back side, on which nothing is written, can be set as the back. In short, through these two-step description, we can completely identify the cases in which we do or do not perceive a left–right reversal for the mirror image of any object.
Figure 4 in Yoshimura and Tabata (2006) illustrated that, same to what was written in the second step of this letter, when a mirror viewer perceives the left and right sides of a mirror image of an object based on the intrinsic orientation (application of an IFR), he/she will feel the mirror image is left–right reversed. In Figure 4, however, we were unable to determine whether the mirror viewer feels a sense of left–right reversal in the mirror image when a coordinate axis common to the real object is applied to the mirror image (application of a CFR). This point was ambiguous, but the ambiguity has been resolved by the first step answer given in this letter. The two-step explanation given in this letter clears up the ambiguity in Yoshimura and Tabata (2006) and provides a simpler explanation. Regarding the identification of having a sense of left–right reversal in a mirror image, the first step should be given priority, and if it is not applicable, the second step should be used to make a decision.

References
Gardner, M. (1964). The ambidextrous universe. New York: Basic Book.
Gardner, M. (1990). The new ambidextrous universe. 3ed revised edition. New York: W. H. Freeman.
Gregory, R. L. (1997). Mirror in mind. New York: W.H.Freeman.
McManus, I. C. (2002). Right hand, left hand: The origins of asymmetry in brains, bodies, atoms, and cultures. London: Weidenfeld & Nicolson.
Rock, I. (1973). Orientation and form. New York: Academic Press.
Southall, J. P. C. (1933/1964). Mirror, prisms and lenses: A textbook of geometrical optics. 3rd edition. New York: Dover.
Yoshimura, H. and Tabata, T. (2006). Relationship between frames of reference and mirror-image reversals. Perception, 36, 1049-1056.

 

2022.1.15掲載

2002年に著しました『逆さめがねの左右学』(ナカニシヤ出版)は、出版社はもとより、私自身の手元にも1冊しかなく、ほしい人に差し上げられない状況になりました。そこで、出版社に了解していただいた上で、この本の全文を掲載します。『逆さめがねの左右学』(全文)をクリックして下さい。なお、ファイルが横になっていますので、Microsoft EdgeやFirefoxなど、90度回転させて読めるブラウザをご利用下さい。

2020.12.17掲載

7年ぶりに記事を書きます。法政大学での勤務もあと1年を残すのみとなりました。このホームページは定年後も維持できそうなので、定年後をにらんで、趣味の「モノクロ映画の世界」というコラムを作ります。タイトルエリアの「研究業績」の下に、「モノクロ映画の世界」という看板を立てました。内容の書き込みは、定年後にゆっくりと始めますので、しばらくは工事中になる予定です。

2014.1.8 掲載

昨年の夏(2013.825)に法政大学で行ったパネルディスカッション「アニメーションと仮現運動~この似て非なるもの?~」の当日の音声録音に基づき、日本アニメーション学会教育研究委員会委員長の布山タルト氏に記録をまとめていただいた。吉村が校正を加え、さらに記述内容が工学領域をベースにした発表であったことからパネルストのお一人である吹抜敬彦氏にご自身に発表箇所の校閲をお願いし、完成した記録が「アニメーションと仮現運動」の記録である。当日の吉村の発表資料はすぐ下の「実運動の動画表現」にある。また、吹抜氏の発表資料は「吹抜敬彦氏資料」((第1ページ第2ページ第3ページ第4ページ))として転載しておく。

2013.8.24 掲載

825日開催のパネルディスカッション「アニメーションと仮現運動~この似て非なるもの?~」で用いるパワポ資料「実運動の動画表現」PDFで提供します。

2013.8.9 掲載

818日(日)日本教育心理学会第55回総会(法政大学で開催)の第2日目に行うチュートリアル・セミナー「鑑賞教育における認知心理学」において、吉村が話題提供のおりに用いるパワーポイント「アート鑑賞と鑑賞教育―両者は同じであってはならない―」を表示します。

2013.8.3掲載

2013.825に、パネルディスカッション「アニメーションと仮現運動~この似て非なるもの?~」を開催します。開催要領はポスターをご覧ください。

参加はどなたでも自由ですが、会場の大きさの都合上、あらかじめ来場者の概数を捉えておく必要があります。参加ご希望の方は、ご面倒ですが、吉村(yosimura@hosei.ac.jp)まで、お名前とご所属を添えて、ご一報ください。よろしくお願い致します。

2008.11.18掲載

このたび、法政大学文学部紀要57号に、「逆さめがね実験の古典解読」と題して、Stratton, G.M.1896年と1897年の2つの論文の邦訳を行いました。法政大学のホームページに全文公開されているので、ごらんになってください。URLは、https://hosei.ecats-library.jp/da/repository/00003566/bunga_57_yoshimura.pdfです。この機会に、私が所有している逆さめがね実験関連の古典的文献と邦文の書籍を中心にした文献リストを作りましたので、ご覧になってください。

2008.7.5掲載

2年半もご無沙汰しました。今後は心を入れ替え、まめに更新します。 

2006.2.27掲載

本当にひさしぶりのアップデートです.

まず,20062月に,心理学は運動現象とどのように向き合ってきたかをできるだけ広く捉えようとして,『運動現象のタキソノミー:心理学は"動き"をどう捉えてきたか』というタイトルの本を出版しました.「まえがき」と「目次」を御覧になって下さい.

次に,現在,広島市江波山気象館で行われている「不思議な実験室:視覚・錯覚ミステリー」の「さかさま世界」に協力しています.当館のホームページを御覧になって下さい.

法政大学文学部の心理学科は,2003年度に開設され,まだ大学院はありませんでしたが,このたび20064月より「法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻」をスタートさせることになりました.法政大学のホームページから,アクセスしてみて下さい.

国立科学博物館の研究員,真鍋真さんたちと行ってきました「博物館における移動体通信によるガイドシステムの展開」も,4年の研究期間を終了することになり,研究報告書の作成に取り組んでおります.携帯電話,PDAiPodなどを利用して,来館者に対して利用しがいのあるガイドシステム構築に向けて,様々な研究を行ってきました.4月には完成させる予定なので,御興味のある方は,私または,国立科学博物館のホームページから,問い合わせてみて下さい.

2004年度より「日本アニメーション学会」の機関誌編集委員会委員長を務めております.運動視との結びつきからアニメーション学会に関わりましたが,アニメーションを巡る様々なトピックを身近に知ることができ,愉しみながら活動しております.機関誌『アニメーション研究』はなかなか目にしない雑誌です.年に一度の発行ですのでそれほど場所をとりませんので,これまでのバックナンバーを一気に購入していただければと願っているしだいです.

2004.5.17掲載

「鏡はなぜ左右のみ反転し,上下は反転しないのか?」という古典的問いに対して,新しい考え方を提出しました.『鏡の中の左利き一鏡像反転の謎一』です.その「目次」と「はじめに」を披露します.なお,物理学者の多幡達夫先生に「一物理屋のコメント」という20ページに渡る文章をおよせいただきました.

2003.10.15掲載

逆さ眼鏡の作り方や入手方法についてのお問い合わせが,このところ続いています.本年3月に紀要論文として「逆さめがね制作史」と題して,ストラットン以来の逆さめがねの構造を解説する論文を書きました.皆様の御参考になればと考え,「逆さめがね制作史」の全文を掲載します.論文には,図や写真がたくさん含まれていますが,その部分は残念ながら割愛しなければなりません.本文を読まれた上,さらに詳しい資料がご入用の方は,論文の抜き刷りをご請求ください.

2003.4.25掲載

所属変更に伴い,ホームページの移転,ならびにメールアドレスの変更を完了しました.今後ともよろしくお願いいたします.

2003.3.17掲載

200341日より,3年間勤務しました明星大学を辞し,千代田区市ヶ谷にあります法政大学文学部心理学科に所属変更になります.法政大学創立80年目にして初めて,文学部に心理学科が新設されます.“認知”を中心に21世紀の心理学を目指してゆきます.法政大学での「吉村浩一ホームページ」の整備には,しばらく時間がかかりますので,2003年度中は,この明星大学でのホームページも残しておきますが,整備でき次第,あたらしいホームページのご案内をさせていただきます.明星大学在職中にお世話になった方々に,この場をお借りしてお礼申し上げます.なお,メールアドレスも,しばらく「yosimura@psy.meisei-u.ac.jp」から転送できるようにしておきます.

2002.12.20掲載

半年ぶりの更新です.新しく著しました『逆さめがねの左右学』のまえがきと目次を掲載します.物質や生命科学からの左右論,芸術や文化・慣習からの左右論,それら2つの観点からとは別の,左右めがね研究を行ってきた私からの左右空間論を,この本では楽しく展開しました.なお,書物の目次では,3章の見出し語が欠落していましたこと,お詫び申し上げます.

2002.6.26掲載

知覚心理学を専門にしている人以外の方々から,逆さめがねについて関心を寄せていただき,中には実際に長期間着用する実験を自ら行ったり,短時間でも着けてみてその感想を寄せてくださる方がおられます.先月,京都文教大学で臨床心理学を学んでいる吉本慎悟さんが上下反転めがねを長期間着用する実験を行ってくれました.同じ京都ということで,かねがね逆さめがね着用に関心をもっていた京大の大学院で社会情報学を研究している手塚太郎さんにそのことをお知らせしたところ,早速着用終了後の吉本さんを訪問し,短い時間ですが,その上下反転めがねを着けて京都文教大学のキャンパス内を散策し,その折りの体験記を送ってくれました.ご本人のご了解を得て,手塚太郎さんの逆さめがね体験記を掲載させていただきました.

2002.5.25掲載

吉村浩一・清水裕文 2002 アーヴィン・ロックの運動知覚論―動画によるプレゼンテーションを輻輳させて― 基礎心理学研究, 20, 115-129 という論文を作りました.副題にもあるとおり,この論文の理解を促すために,動画によるプレゼンテーションも合わせて作成しました.CD-ROM版(Mac and Windows)「アーヴィン・ロックの運動知覚論」をご覧いただくためのマニュアルを参考にして,ご使用ください.

2002.3.18掲載

2001年度の後期,慶応大学で「知覚心理学II」の講義を行いました.『知覚は問題解決過程―アーヴィン・ロックの認知心理学』をテキストに,心理学専攻の学部学生を対象にするものでした.そこで課したレポート課題は,「ロックの考えを支持または批判する実験計画を考案し,できるだけ具体的に記述せよ」というものでした.モデルとなるのは,テキスト第1章の最後に掲げた,2つの私の提案する実験でした.提出されたレポートの概要とそれに対するコメントを掲載します.

2002.1.15掲載

2001.12に,筑波大学で集中講義を行いました.2日間と短い時間でしたが,「逆さめがね実験」「事例研究法」「アーヴイン・ロックの運動知覚論」の3つのテーマを盛り込んでお話しし,それらを対象に,レポート試験を行いました.さまざまな刺激的コメントをいただけたことに感謝しております.レポートに対する私からのコメントを掲載します.

2001.8.27掲載

明星大学通信教育部2001年夏期スクーリング教育心理研究法を受講した皆さんへ: スクーリング中,吉村が担当したクラスで行ったテスト時の質問に答えて

2001.6.1掲載

530日にお茶の水の日大歯学部で行われた「知覚研究会」5月例会で,拙著『知覚は問題解決過程―アーヴィン・ロックの認知心理学―』(2001.2.8掲載記事参照)を紹介する発表を行いました.その際,ロックの研究仲間であったT.E.Parks(パークスのラクダで知られている)が,「視覚は知性的か?」をめぐって,ロックを始め,J.M.Kennedy, R.L.Gregory, U.Neisser, R.H.DayそしてParks自身を加えた議論を展開した書物を重要な関連書として紹介しました.それは2001年に出版された『Looking at looking』と題する本です.研究会では十分に紹介する時間がありませんでしたが,ロックの知覚論に対する現在の知覚研究領域での評価を読みとるために重要な文献です.この本の中でロックの知覚論をめぐる議論のところだけを半ば日本語訳する形でまとめ,『Looking at looking』の要点として掲載します.

2001.4.9掲載 

2000.8.28付けで掲載した「覚え書き『逆さめがねの左右学』」の抜刷ができました.ご希望の方は,B5サイズの返信用封筒に120円切手をお貼りいただいた上,表記宛先までご請求ください.

●『大学は研究室で選べ2』(数研出版)で私のゼミが紹介されました.ゼミ生の皆さんのご協力に感謝します.

●心理学における1920年代の映画利用,とくにクルト・レヴィンによる映画の積極的利用と,当時のわが国心理学界の様子を,金沢大学文学部で見つかった35ミリ映画フィルムの探索を通して検討した論文(業績一覧のページ参照)の抜刷ができあがりました.ご希望の方は,B5サイズの返信用封筒に120円切手をお貼りいただいた上,表記宛先までご請求ください.

2001.2.8掲載 日本では広く知られていませんが,私はアメリカのアーヴィン・ロック(Irvin Rock)という知覚・認知心理学者を敬愛しています.ギブソンの直接知覚論と堂々と渡り合える「知覚は問題解決過程だ」とするグランド・セオリーを展開した研究者です.このたび彼の知覚論を系統的に紹介する本,『知覚は問題解決過程―アーヴィン・ロックの認知心理学―』を著しました.その本のまえがきと目次を掲載しましたので,ご覧ください.明星大学で本年度,私の「知覚心理学」を受講した学生の皆さんには,レポート締め切り日までに出版できなかったことをお詫びいたします.

2000.12.7掲載 卒業論文を読む季節が近づいてまいりました.論文を書くに当たって学生の皆さんにお願いしたいことを,昨年紀要論文にまとめましたので,その本文全体を本ホームページに掲載します.卒論や修論だけでなく,学期末レポートを書く際にも参考にしてください.吉村浩一(2000『文章表現のヒューマン・インターフェイス―“分かりやすい表現”を求めて―』金沢大学文学部論集行動科学・哲学篇,20号,1-19ページです.なお,論文中に掲載した3つの図は省略しました.抜刷の郵送を希望される方は,B5サイズの返信用封筒に120円切手をお貼りいただいた上,ご請求ください.

2000.12.06掲載 明星大学で2000年度「知覚心理学」を受講している皆さんへ、講義ノートのプレゼント→第1 第2 第3 第4 本年度は第4章で終わります.

2000.8.28掲載 日経サイエンスの10月号から,新しい対談シリーズ「右の世界・左の世界」が始まりました.東京大学の黒田玲子先生がホストで,毎回ゲストを迎え,左右問題について対談するシリーズです.10月号の第一回で,私がゲストとして,逆さめがねの研究について語りました.黒田先生とは,当日に初めてお会いしたこともあって,つっこんだ内容の話までは踏み込めませんでしたが,それでも私がなぜ逆さめがね実験を行っているかについて,概要はお話しすることができました.

 対談を通して,心理学的左右論をまとめることの必要性を確信しました.これまで,文化論的左右論でもなく,物質・生命論からの左右論でもない,心理学,特に空間知覚を中心にする左右問題を少しずつ集めて参りました.それらを,『逆さめがねの左右学』と題してまとめる決心をしました.心理学的左右問題は,逐一,私の携わっている逆さめがね研究に結びついて参ります.それらを1冊の本にまとめたいと考えました.それに先立ち,これまで収集してきた左右を巡るトピックを,様々な方々にお読みいただき,間違いを指摘していただいたり,追加情報をちょうだいし,それらをふまえて完成させてゆきたいと望んでおります.言うまでもなく,左右問題は様々な人たちから広く関心が持たれており,かつ多方面につながる教養的知識を必要とするテーマです.私一人の浅知恵に閉じないためにも,見識ある皆さんのお知恵をお貸しください.200010月締め切りの明星大学の紀要に,「覚え書き『逆さめがねの左右学』」と題する研究ノートを掲載します.抜き刷りの完成は,20013月になると思いますが,200010月の原稿完成段階で,ご興味をお持ちの方々に原稿をお読みいただき,ご意見をちょうだいしたいと考えております.節の目次を以下に示します.節のタイトルだけからは読みとりづらいとは思いますが,これらのテーマを中心に,左右問題に一家言お持ちの方々に原稿をお送りしたく考えておりますので,メールまたは郵便で,原稿をご請求ください.

 はじめに

 1. 即物的左右の発生

 2. 地図の中の左と右:鳥の目とモグラの目

 3. 脳の画像診断写真は患者の理解を妨げる

 4. コインの図柄の右左

 5. 絵の中の右左:過去と未来の象徴

 6. 利き手は心理学の問題

 7. 鏡像問題の迷路の中へ

 8. どっち回り?

2000.6.1掲載 明星大学人文学部心理学研究室に赴任し,2か月が経過しました.このたび,私のホームページを,明星大学の公式ホームページのもとに移しました.前回までの金沢大学の公式ホームページのもとに掲載してきました内容は,そのまま以下に掲載します.明星での活動はこれ以降(これより上)に追加してゆくことになります.


2000.3.6掲載 ごあいさつ 金沢大学文学部に17年間お世話になりましたが,41日からは東京の明星大学人文学部に移ることになりました.私のホームページも,できるだけ早く,明星大学のホームページからアクセスできるように作り直すつもりですが,しばらくのあいだ,ご迷惑をおかけします.なお,メールアドレスも,324日をもって,現在のものは読むことができなくなります.こちらは,4月に入って早々に明星大学で取得する予定です.

2000.1.17掲載  お待たせしました! 川辺千恵美さんとの共著『逆さめがねが街をゆく―上下逆さの不思議生活―』(ナカニシヤ出版 1600円)がついに出版されました.一部の人にアナウンスをしたり協力を求めたりしてから1年が経ってしまいました.上下反転めがねを着けて生活した川辺さんたちの体験を,ビジュアルに表現したピクチャー・ブックです.デザイン工学の修士論文として逆さめがね生活を実行した川辺さんとのチームワークならでは,できた本です.「まえがき」と「目次」以外に,今回は本の中に掲載したモノクロ合成画のカラー原画バージョンを貼りつけました.『逆さめがねが街をゆく―上下逆さの不思議生活―』のページをぜひ,ご覧ください.

1999.11.12掲載 1999年後期総合科目『情報化社会と人間』「文章表現のヒューマン・インターフェイス」(文学部・吉村担当)を受講した学生の皆さんにお願いがあります.皆さんの感想の中に,「大学受験のための小論文指導と,私の大学でのレポート書き方指導のあいだに違いがあること」を指摘してくれたものがいくつかありました.この点について,突っ込んで考えたいので,メールによるコメントをお願いします.アドレスは,hi446ra@kenroku.kanazawa-u.ac.jpです.宜しくお願いします.

1999.10.29掲載 冒頭に,研究業績一覧を着けました

1999.10.27掲載 1999年後期総合科目『情報化社会と人間』「文章表現のヒューマン・インターフェイス」(文学部・吉村担当)の感想と質問に答えて

1999/6/22このたび,『図的に心理学―視聴覚教育への視座』(ナカニシヤ出版 2000円)を出版しました.この本の概要は,『図的に心理学―視聴覚教育への視座』目次とまえがきをご覧下さい.

1999/4/12先日,検索エンジンを使って,私のホームページを見つけて下さった方からメールを頂きました.その方は,ストラットン,逆さめがねについて関心をお持ちの方でした.そこで,私の単著ではありませんが,わが国の逆さめがね実験に関わる研究を編集した本を,わが国の逆さめがね実験の草分けで早稲田大学名誉教授の牧野達郎先生に編集していただきブレーン出版から昨年出版しました.目次を掲載しますので,ご覧になりたい方は,『知覚の可塑性と行動適応』(6800円)の目次をクリックしてご覧下さい.

1999/2/6金沢大学での教養的科目「心の種々相」のレポートの総評を掲載します.これは,1998年度後期に行った全学部の学生を対象とした授業です.テキストに『特殊事例がひらく心の世界』を用いました.

1999/1/6お願い:『心のことば―心理学の言語・会話データ』をお読みいただいた方から,内容についてコメント(注文)をいただきました.ご本人のご了承を頂いた上で,今後,本ホームページに反映させてゆきたいと思います.皆様からも,ぜひ,コメントを頂戴し,本ホームページの充実に生かさせていただきたく思いますので,メールでコメントを頂くことを,お願い申し上げます.

金沢大学教養的科目『情報化社会と人間』を受講している人に,レポート課題として提示しました「身近な道具の使い勝手―ヒューマン・インターフェイスの問題」の参考資料として,昨年までのレポートで私のお気に入りのものの要約を紹介します.参考にして下さい.ご覧になりたい方は,「レポート要約」をクリックして下さい.



1995
年に出版しました『心理学と出会う』(吉村浩一編 ナカニシヤ出版 2000円)は、心理学の全体像をつかめるよう工夫したテキストです。真ん中あたりのインターミッションの章で提示する「2つの心理学」で、現在の心理学が実験心理学と臨床心理学に分かれてしまっている現状を紹介し、前半の2章から4章では「認知」という心の機能を中心に実験心理学の現状を、後半の6章から8章では社会・発達・人格という臨床心理学に直接つながるトピックを解説しました。本書は、両者のパイプ役を果たすことを目指したテキストです。どうぞ、『心理学と出会う』の目次をご覧ください。

1996
年に出版しました『特殊事例がひらく心の世界』(吉村浩一編 ナカニシヤ出版 2200円)では、これまで心理学が関わってきた特殊な能力や病的な状況にある人たちの具体例の解説を通して、心理学のおもしろさを生き生きと学びとっていただくと同時に、ジャーナリスティックな解説とはひと味違う心理学の取り組みを具体的に習得してもらえるように工夫した書物です。難しい本ですと、読んでいるうちに眠くなったり、何が書かれているのか分からなくなったりしがちですが、この本を介して心理学へ接近していただければ、皆さんの興味を外さず生の人間の心の世界に引き込まれ、知らず知らずのうちに心理学的アプローチのセンスを身につけていただけると思います。『特殊事例がひらく心の世界』の目次を見ていただき、どのような心の世界が繰り広げられているかを理解してください。

1997
年に出版しました『3つの逆さめがね改訂版』(吉村浩一著 ナカニシヤ出版 2800円)は、1994年に出版しました初版の全面改訂版です。人が逆さめがねをかけて生活するという心理学実験は、きわめて特殊な専門的なテーマではありますが、本当は心理学の様々な問題につながる重要な問題の宝庫であることを理解していただけるよう解説しました。私自身が、世界が左右入れ換わって見えたり、上下入れ換わって見えたり、視野がぐるっと180度回転し結果的に左右も上下も入れ換わって見えるという3種類のめがねをそれぞれ2週間ずつ着けて生活した実験でのデータを中心に、このテーマについての体系的解説を行いました。私たちは、眼から入ってくる情報を使ってごく当たり前のこととして、外界を知覚し、その中にいる自分自身を知覚し、そして外界に上手に働きかけています。ところがこの当たり前の関係が見えを変換するというちょっとした実験的操作によって破壊されてしまうと、どのような混乱が起こるのでしょうか。そしてもし、そのようなめがねを着けてしばらく生活していると、どのような変化が生じてくるのでしょうか。はたまた、そのような世界にもし慣れてしまうとしたならば、めがねを外してもとの世界に戻ろうしたときどうなるのでしょうか。こういったトピックを通して、知覚する自分と、知覚される外界、そして外界に対して働きかける自分にまつわるさまざまな重要問題を解説し、それに解答を与えようとしたのがこの本です。どうぞ、『3つの逆さめがね改訂版』の目次をご覧になって、少し変わっためがねを着けるだけで現れてくる、異常な世界をかいま見てください。なお、このテーマに関する書物には吉村浩一著『心理学モノグラフ21 左右反転視の世界への知覚順応過程』(日本心理学会, 1993 2200円)もあります。

1998年に出版しました『心のことば―心理学の言語・会話データ』(吉村浩一著 培風館 1850円)は,心理学の幅広い領域で用いられているデータとしてのことばを考えるためのテキストです.ここで言う“ことば”とは,サブ・タイトルにもありますように,文字や単語のように簡単に記号化して表せるものではなく,文章で表現されていたり,あるいは会話で生成される文章群です.本書の「まえがき」を以下に添付しますので,そこから趣旨を読み取って下さい.また,『心のことば―心理学の言語・会話データ』の目次も用意しましたので,ご覧になって下さい.
 心理学において言語を研究対象にすることと言語を研究道具として用いることのあいだには大きな溝がある.言語を研究対象にすることは,現在,言語・認知心理学を中心に盛んに行われているが,道具としての言語についてはあまり検討されていない.特に,さまざまな研究分野を見渡した総括的書物はない.筆者が“道具としての言語”に出会ったのは,“逆さめがね実験”と言って,視野の上下や左右を入れ換えて見るめがねを2週間着用した被験者が,自らの知覚印象を語る内観報告データであった.下手をすると,それらは混乱した被験者の発するわけの分からないたわごとになりかねない.それらを,“データ”と呼べるものに仕立て上げるにはどうすればよいか.広い心理学の研究領域で,同じく言語・会話データを利用している研究分野では,どのような姿勢で臨んでいるのか.そうした問題意識が,本書の企画につながった.それぞれの領域での利用状況をつき合わせば,お互いの利用法を洗練する助けになるのではないだろうか.
 今日,心理学は“実学”としての性質をますます強めている.そのような状況にあって,基礎心理学と呼ばれる立場の研究は,さまざまな研究・教育・治療活動への貢献能力が問われている.それぞれの現場でのハウツー的知識・技術として閉じるのではなく,心の問題を科学的に検討する基礎となることが基礎心理学に問われている.本書は,そういった観点から,現場を意識しつつ,現場との適切な距離をとって全体像を“俯瞰”することを目指した.
 本書を上梓するに当たってまず表したい謝意は,広く心理学のさまざまな領域の研究書に目を向けたとき,どの分野でも言語・会話データへの真摯な取り組みに出会えたことである.そのような文献がなければ,本書はとうていできなかった.逐一,ここに名前をあげることはできないが,本書の展開の中で引用させていただいた数多くの文献に対し,感謝の意を表したい.
 奇妙なことだが,本書の特徴は,1人の筆者で書き通されたところにある.今日の心理学では,取り扱う研究領域が多岐にわたる場合,何人かの執筆者で手分けして作成することが一般である.専門性を重視すれば,それが健全な選択である.しかし本書では,“全体図の俯瞰”に重点を置き,単独での執筆を貫いた.単独で行う30時間程度の講義で本書をテキストとして用いることを念頭に置いたためである.もちろん,読み物として十分耐える解説を行ったつもりだが,本書をテキストとした講義を聴講することによって,一歩進んだ理解が得られるものと期待している.
 本書の出版は,培風館にお世話いただくことになった.編集部の木村博信氏から,示唆に富むさまざまな助言をいただいた.このことに対し,心よりお礼申し上げたい.

 本書の出版は,培風館にお世話いただくことになった.編集部の木村博信氏から,示唆に富むさまざまな助言をいただいた.このことに対し,心よりお礼申し上げたい.